1. TOP
  2. 沖縄旅行のヒント
  3. 気分は南国♪熱帯植物のベランダ栽培をはじめよう

気分は南国♪熱帯植物のベランダ栽培をはじめよう

 公開日時:2021/06/23 この記事は約 6 分で読めます。
ブーゲンビリア

家にいる時間が長いと、癒しが欲しくなります。そんなときは、植物を育ててみませんか。

暖かい地域が原産の植物は、越冬できるかがポイントです。鉢植えにして冬は室内に移し、気温や水やりをコントロールできればそこまで難しくありません。

手をかけるほどすくすく成長するので、やりがいもありますよ。

ガジュマル

ガジュマル

プランツを扱う多くのお店で取り扱っているガジュマルは、手に入りやすく初心者にも育てやすい観葉植物です。

沖縄では「キジムナー」と呼ばれる樹木の精霊が宿るといわれています。

モリモリとした根っこが特徴的。幹の途中から気根を出し、地面につくことで段々と太くなって、支柱根へと成長します。

◎育て方◎

暑さに強く寒さに弱いので、冬の間は屋内の日当たりの良い場所に移します。

真夏の直射日光に当てると葉焼けしてしまうので、日陰に移すか遮光ネットなどで直射日光を防ぎましょう。水はけの良い土を使い、化粧砂や赤玉土で表面を覆うと、コバエの発生を防ぐことができます。

水やりは、春から秋にかけては土の表面が乾いたらたっぷりと。冬場は控えめに、土の表面が乾いて2、3日後に水やりをすることで樹液の濃度を高めて、耐寒性を高めることができます。

肥料は、春~秋の間に緩効性の置き肥をするか、10日1回液肥を与えます。1~2年に一度、一回り大きな鉢に植え替えて根詰まりを防止しましょう。

ブーゲンビリア

ブーゲンビリア

白い花の周りにある、苞葉(ほうよう)と呼ばれる部分がピンクやオレンジなど鮮やかに色づき、南国らしい雰囲気です。

気温が10℃以下になれば落葉しますが、5℃以上あれば越冬できます。暖かい屋内で育てると、通年花が咲くでしょう。耐寒性のある品種を選び、霜の降りない地域であれば露地栽培も可能です。

葉の付け根から芽が出ますが、花を付けなかった目がとげになるので、触るときは注意しましょう。

◎育て方◎

日当たりの良い場所を好み、水はけの良い土を使用します。

最低でも半日は日光の当たる場所に置きましょう。水やりは、春から秋にかけては、土の表面が乾いたらたっぷり与えましょう。冬場は週に一回程度で大丈夫です。

ただし、水や肥料の与えすぎは、葉がぐんぐん育って花が付きにくくなるので注意が必要です。葉がしおれてきたら水やりをすることで、花が付きやすくなります。

2年に一度、一回り大きな鉢に植え替えをします。季節は春先~初夏がベスト。直根性のため、根鉢は崩さずにそのまま植え替えましょう。ツル性の植物なので、ラティスやフェンスなどに誘引できます。

ハイビスカス

南国を象徴するような色鮮やかで華やかなハイビスカス。園芸種には3系統あり、大ぶりで暑さ寒さに弱い『ハワイアン系』、小ぶりで強い『在来系』、小ぶりで暑さに強く寒さに弱い『コーラル系』があります。

日光を好みますが猛暑には弱い種類が多いので、真夏は特に、風通しの良い半日陰や午前中だけ日の当たる場所に置きましょう。沖縄や霜の降りない暖かい土地では、庭木として育てることができます。

◎育て方◎

日光を好みますが、一部の大輪の品種には、暑さに弱いものもあるので注意が必要です。

春から秋は、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。真夏は、朝夕の2回水やりをしても良いです。

冬の水やりは控えめにしましょう。春~秋は、緩効性の肥料を与えてください。

根詰まり防止のため、1~2年に一度は植え替えましょう。

花が終わったら、ガクを付け根からカットします。ついでに伸びすぎた枝や弱った葉などもまとめて剪定しましょう。病気には強いですが、カイガラムシやアブラムシが付かないように気を付けましょう。

マザーリーフ (セイロンベンケイソウ)

マザーリーフ

南西諸島や小笠原諸島に自生する植物です。

茎から切り離した葉っぱを置いておくと、縁から小さな芽を次々と伸びてくるので、見た目も楽しく、どんどん増やすことができます。本体の乾燥が進むと、切り離していない葉の縁からも芽がでます。

別名「子宝草」と呼ばれ、縁起の良い植物として人気を集めています。成長が進むと、ホタルイカのような形状の花をつけ、ほんのり赤く色づきます。

◎育て方◎

風通しが良く日当たりの良い場所で育てます。11月~5月頃までは日当たりの良い屋内で育てましょう。短日植物なので、夜間に明るいと花芽をつけません。照明を当てないよう気を付けましょう。

暑さ・寒さ・蒸れに弱いので、春と秋は土の表面が乾いたら水を与え、夏と冬の水やりは控えめにします。

鉢植えの場合は多肉植物用の培養土を使いますが、水耕栽培にも向いています。

ミニドラゴンフルーツ

ドラゴンフルーツ

通常のドラゴンフルーツは2mを超す大型ですが、ミニ種なので最大40cm程の観賞用の植物です。

サボテンの仲間で、夜に白い花を咲かせます。キウイくらいのサイズの実をつけ、果実は食べることもできます。

5℃以下になると弱ってしまうので、冬の間は屋内に移し、カーテン越しに日が当たる場所で育てましょう。

うねりのある葉っぱが個性的です。

◎育て方◎

日光を好むので、日当たりの良い場所で育てましょう。真夏は直射日光をさけ、半日陰に移します。

水やりは、春~秋頃は土の表面が乾いたら与えましょう。冬は5℃を下回らないよう日当たりの良い屋内に移し、土の表面が乾いても数日置いて、乾燥気味に育てます。水やりは控えめにします。

水はけのよい観葉植物用の培養土を使い、春に緩効性肥料を与えましょう。

月桃

月桃

月桃はサンニンとも呼ばれ、4月~10月頃に葉を収穫されています。乾燥させて防腐剤や防虫剤として、化粧品などに使われています。沖縄ではお餅を包んだり、蒸し料理に使ったりもします。

寒さや病気に強く育てやすいので、初心者にもおすすめ。

5月~8月頃に黄色い花を咲かせ、秋ごろには赤茶色の実をつけます。

◎育て方◎

春~秋頃は屋外で育ちますが、11月~3月頃は、屋内に移しましょう。

水やりは、土の表面が乾いたら与えますが、秋~冬の気温が低い季節は表面が乾いたら数日置いて水を与えましょう。水切れすると弱りますが、水を与えすぎると根腐れするので、注意深く観察しましょう。

時々葉水をすると、色つやが良くなります。

植え替えは1~2年に一度、株が大きくなってきたら株分けします。

水はけのよい、観葉植物用の培養土を使用します。肥料は、生育期の4月~10月に緩効性化成肥料を2ヶ月に1回もしくは、2週間に1回液体肥料を与えます。

\ SNSでシェアしよう! /

沖縄の専門家がおすすめする沖縄旅行を100%満喫するための観光ガイドの注目記事を受け取ろう

ブーゲンビリア

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

沖縄の専門家がおすすめする沖縄旅行を100%満喫するための観光ガイドの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

    この記事をSNSでシェア

関連記事

  • 初めての人必見!一人旅で気を付けたい6つのポイント

  • 沖縄でワーケーション!無料Wi-Fiが使えるおすすめホテル9選

  • 宮崎だけじゃない!沖縄マンゴーの魅力

  • 沖縄県では豚がよく食べられている?ブランド豚「アグー豚」や「豚料理」について紹介します

  • 沖縄移住者が語る!~移住前の準備や心構え~

  • 絶対外さない!沖縄の定番お土産10選