沖縄おすすめ離島と穴場観光スポット9選
沖縄県には、148もの離島が存在し、人が住んでいる島は37あります。
リゾートとして発展した島や、手つかずの自然の景観が楽しめる島など、魅力も島の数だけ存在します。
ここでは、観光で訪れやすい離島と、穴場的な観光スポットをご紹介します。
この記事の目次
【阿嘉島】ヒズシビーチ
慶良間諸島に属している阿嘉島は、島の周囲11キロ、人口約260人の小さな島です。
那覇から高速船で約50分。日帰りも可能な場所にあります。
ヒズシビーチは、阿嘉島の集落から徒歩約10分。手つかずの自然がそのまま残るビーチです。監視員がいないため初心者の遊泳には向きませんが、沖合は綺麗なサンゴ礁が広がるシュノーケリングスポット。流れもあるためツアーで参加しましょう。浅瀬に熱帯魚もいるため磯遊びもおすすめですが、足元が岩場で滑りやすいので、マリンシューズを持っていきましょう。
住所■ 〒901-3311 沖縄県島尻郡座間味村阿嘉157
【久米島】トクジム自然公園
空港から車で約25分、久米島の南部にある島尻地区に広がる自然公園です。展望台まで山道を進んで約20分。
歩きやすい靴を履いていきましょう。
展望台からは、久米島ブルーの海やダイナミックな自然の絶景を眺めることができます。
南の沖合に、ダイビングスポットとして人気の「トンバラ岩」があり、毎年12月下旬から4月頃にかけて、子育てのために集まるザトウクジラの姿が見えるかもしれません。
住所■〒901-3114 沖縄県島尻郡久米島町島尻
【宮古島】大神島
日本各地からの直行便もあり、マリンスポーツ目的の観光客でにぎわう宮古島には、島のあちこちにパワースポットが存在します。
なかでも、宮古島から北へ4キロの沖合に浮かぶ「大神島」は神の島と呼ばれ、立ち入り禁止の聖域も多いので、訪れる際は注意が必要です。
宮古島の島尻港から大神島までは、定期船で約15分。島の沿岸に点在する波の浸食でキノコのような形の奇石は、神秘的な風景です。周辺の海域には美しいサンゴ礁が広がり、シュノーケリングのスポットとしても人気です。
【来間島】長間浜
宮古島と来間島は、全長1,690mの来間大橋で結ばれています。来間大橋から眺める海の色は、圧倒されるほどの青。特に晴れた日は、最高のドライブコースです。
宮古空港から来間島までは、車で約15分、一周約5キロののどかな島で、島の東側にある長間浜は、真っ白できめ細かなパウダーサンドのビーチ。素足で歩きたくなる踏み心地と、透明度の高いエメラルドグリーンの海が美しい絶景に癒されます。
売店やトイレなどはなく、監視員もいないため、遊泳やシュノーケリングは自己責任です。ライフジャケットは必ず着用し、一人で海に入らないようにしましょう。
住所■ 〒906-0306 沖縄県宮古島市 下地字来間484-1
【石垣島】前勢岳展望台(まえせだけてんぼうだい)
那覇空港から飛行機で1時間、マングローブやサンゴ礁、多くの天然記念物をはじめ、伝統行事や歴史的建造物など見どころも多く、観光客が後を絶ちません。
そんな石垣島の穴場スポット「前勢岳展望台」は、石垣島天文台へ向かう途中にある、知る人ぞ知る絶景スポットです。展望台からは、バンナ岳や石垣島の市街地、竹富島などが一望できます。美しい夕日や夜景、星空観察にもってこいの場所。
住所■〒907-0023 沖縄県石垣市石垣
【西表島】イダの浜
西表島は、ほぼ全域が西表石垣国立公園に指定され、イリオモテヤマネコやカンムリワシなど、希少な固有種や亜熱帯の植物が自生する、豊かな自然が残された島です。
西表島の西部にあるイダの浜は、陸路で行くことはできません。白浜港まで行き、フェリーで10分、「イリオモテヤマネコ」が発見された秘境『船浮集落』を目指します。集落から徒歩10分で到着するイダの浜は、最果ての楽園のような、美しいビーチに目を奪われるはず。集落に商店や飲食店、民宿があるので、時間を忘れてのんびり滞在するのもおすすめです。
住所■〒907-1542 沖縄県八重山郡竹富町西表
【小浜島】東細崎の浜
小浜島は石垣島から高速船で約25分、八重山諸島のほぼ中央に位置しています。サトウキビ畑が広がるのどかな島で、NHKドラマ「ちゅらさん」の舞台となり多くの人にその名を知られることになりました。
高級リゾートホテルもあるため、ホテルが管理するビーチは多くの観光客で賑わいますが、人の少ない静かなビーチが恋しくなったら小浜島の東端にある「東細崎の浜」まで足を運んでみましょう。
遠浅で綺麗な海が広がり、すぐ目の前には西表島が見えます。海を眺めてボーっと過ごすだけの贅沢な時間が味わえます。
住所■ 〒907-1221 沖縄県八重山郡竹富町小浜
【波照間島】ウラピナ
日本最南端の島、波照間島までは、石垣島から高速船で60分、フェリーで2時間の距離です。
サトウキビ畑と昔ながらの家屋が立ち並ぶのどかな風景が魅力です。
ウラピナというサンゴの浜は、天然記念物「浜シタン群落」がある南側に位置します。
地面一面にみっちり敷き詰められたサンゴは、歩くとカシャカシャとぶつかる音が聞こえ、サンゴが隆起してできた島ということを実感させてくれます。遊泳はできませんが、サンゴを拾ったり海を眺めたり、まったり静かに過ごせる癒しのスポットです。
【与那国島】六畳ビーチ
日本最西端に位置する与那国島は、ダイナミックな海に囲まれた陸の孤島で、荒々しく切り取られた断崖から穏やかなビーチまで、自然の様々な風景を楽しめます。
そんな与那国島の北東にある「六畳ビーチ」は、祖納集落から東崎展望台に向かう途中の獣道を進むわかりにくい場所にあります。たどり着いた先にある、真っ白な砂浜とエメラルドグリーンの海が広がる絶景は、見て後悔はありません。
ビーチに降りるには舗装されていない断崖を超える必要があるため、無理して浜に降りずに崖の上から眺めるだけでも癒されますよ。
おわりに
離島にもさまざまあり、風景や人との出会いはその時々にしか訪れません。
沖縄の海風や亜熱帯の植物に包まれて思いっきり深呼吸したいですよね。まずは気になる離島をリサーチして、旅行の計画をたててみませんか?
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