ティンダバナ

ティンダバナ

島の歴史とパワーを秘めた自然の展望台

与那国島北部の与那国空港に程近い場所にティンダバナという自然の展望台があります。 伝説の多い与那国島ですが、このティンダバナにも深い伝説そして与那国の歴史が詰まっています。

その伝説は15世紀から16世紀に活躍した女性の部族長サンアイイソバが このティンダバナに住んでいたというものです。 ティンダバナは祖納を見渡す事が出来る高台になっており、 この高台の上にはサンアイのガジュマルがシンボルの村がありました。 サンアイイソバの名前はこのガジュマルに由来しているそうです。

この伝説の部族長は大柄な女性で力も強く、絶大な尊敬を島の人々から得ていたそうです。 尊敬されていた理由は、サンアイイソバが4人の兄弟達と協力し新しい村を作ったり 牧場や田畑を開拓したりと島の発展に大きな役割を果たしていた為からでした。 さらにこの頃サンアイイソバは、宮古との貿易も仕切っていた事からもやり手の部族長であった事が窺えます。

この様な歴史を持つティンダバナですが現在では、 祖納集落を一望できる観光スポットとして人気を集めております。 隆起珊瑚岩塊で出来ている高台「ティンダバナ」は観光客にとっては自然の展望台として、 島民にとっては島のシンボルとして現在も島を見守っています。 この高台で与那国島のパワーを感じてみてはいかがでしょうか。

※営業時間や入場料など、掲載されている情報が古い場合がございます。

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