ハマシタン群落

ハマシタン群落

大木が群生する竹富町の天然記念物

ハマシタンとは? 和名では、ミズガンピとの名で隆起した珊瑚礁の上に縦横無尽に太い幹をくねらせながら大木へと育つ植物です。波打ち際の岩場にしっかりと根を張り、力強い枝の伸びるその様は、巨大な盆栽のように自生しています。この群落内には20本以上にも及ぶ、老大木が自生しており、大きいものでは、高さ3.5メートル程、幹の周囲は2メートルにも及ぶ大木もあり、樹齢は数百年にも及ぶと言われている木もあるそうです。

ハマシタン群落は、波照間島の西側、毛崎海岸にあります。この毛崎海岸、島の住人たちは「珊瑚の浜」と呼んでいるようで、その名の通り、浜いっぱいに無数の珊瑚が広がっています。 集落からは、波照間島1周道路から小さな看板を目印にして海側へと入っていきます。舗装もされていない道をしばらく進んでいくと「ハマシタン群落」です。とてもわかりにくい場所にありますので、地図を用意して、島の人に聞いてみるのがよいでしょう。

このハマシタン群落がある毛崎海岸は、ひっそりした静かな場所にあり、ビーチには、人がいることも少なく、プライベートビーチ気分を味わえます。目の前には美しい海が広がり、のんびりと夕陽を眺めるのも良いでしょう。また、満潮時には浜がだいぶ狭くなりますので注意しましょう。 この波照間島にあるハマシタン群落は、竹富町の天然記念物にも指定されています。

※営業時間や入場料など、掲載されている情報が古い場合がございます。

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