やちむんの里やちむんのさと

やちむんの里

窯元ごとに違った作風が楽しめる

沖縄は焼き物の盛んな土地で、多くの陶工が読谷村に窯を構えています。 読谷村にある「やちむんの里」では、人里離れた緑の自然の中に、赤瓦の建物がいくつもあります。この建物は、窯になっており、この中で多くの陶工が働いています。 沖縄では、焼き物のことを「やちむん」と呼びます。

やちむんの歴史をご紹介します。 約800年前、アジアの交易地だった琉球王国は、中国や朝鮮、さらには日本や東南アジアの各国の影響を受けつつ、沖縄の独自の焼き物を作り出していきました。17世紀、琉球王朝は、陶器産業発展の為、那覇市壷屋に窯場を集めましたが、 近年では、那覇市の都市化により、煙害の問題が発生し、1970年代に読谷村に職人を集めたそうです。

この場所に足を踏み入れると、時間がゆっくり流れているように感じます。 やちむんの里は、上り坂になっていて、お散歩に最適な場所です。 坂の上に建てられている巨大な窯は、いくつもの工房が共同で使用しています。 窯元の直売店もあり、焼き物を購入することが出来るので、お土産にもおすすめです。 また、近くのお店では、やちむんの器を使い、食事をとることも出来ます。 やちむんには赤土だけでなく、サトウキビ灰やサンゴ石灰も使われているそうです。 この焼き物の特徴は、とても風合いが柔らかく、手作り感があるところです。 窯元によっても少し違った柄や形なので、自分のお気に入りを探すのも楽しいかもしれません。 やちむんは日常の暮らしで使えるよう作られた器なので、とても便利な形をしたものばかりです。 毎日でも使いたくなるやちむんが多く揃っています。 沖縄の自然が詰まっているやちむんをぜひ近くで見てみてください。

住所:沖縄県中頭郡読谷村座喜味2653-1
アクセス:那覇空港から約1時間
定休日:年中無休
営業時間:9:00~18:00
駐車場:あり 無料
入場料:無料

更にやちむんの里や他の観光スポット情報を知りたい方はこちら:読谷バーチャル平和資料館

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